キリスト教Q&A

 Q1 プロテスタントとカトリックの違いは何ですか? 
 
A. プロテスタントの始まりは、皆さんご存知のルターの宗教改革です。
当時の教会(カトリック)の修道士であったルターは、聖書を学ぶうちに教会の教えやあり方が聖書と違っていることに気づきます。そして、1517年に聖書の教えに立ち返るべきであるという抗議文を教会の扉に貼り出しました。
この意見に賛同する人々が各地で瞬く間に増えて、プロテスタント教会が生まれていきました。
カトリックでは、聖職者は一般的に神父と呼ばれるのに対して、プロテスタントでは牧師や伝道師と呼ばれます。
また、三位一体の父なる神、子なるイエス・キリスト、聖霊なる神を礼拝します。 人であるマリアや聖人を拝んだりはしません。
そして、教会にある十字架にはイエス・キリストが付いていません。イエスは私たちの罪の身代わりとなって十字架で死にましたが、3日目によみがえられたので、私たちの罪のあがないの象徴としての十字架だけがあります。


Q2 キリスト教にもいろいろあるようですが、何を基準に教会を選べばよいですか? 

A. ポイントは4つです。
まず、天地宇宙を造られた唯一なるまことの神を信じているか。
次に、イエス・キリストを救い主として信じているか。
そして、父なる神、子なるキリスト、聖霊なる神、すなわち三位一体の神を信じているか。
最後に、旧約聖書と新約聖書からなる聖書だけを聖典としているか。
これ以外の教えや聖典が存在する、エホバの証人(ものみの塔)、モルモン教、統一教会は異端とされ、キリスト教ではありません。


Q3 新約聖書と旧約聖書の違いは何ですか?

A. 聖書は、旧約聖書(古い契約)と新約聖書(新しい契約)で構成されています。
旧約聖書は、紀元前1400年頃から約1000年間に亘って書かれたと言われています。書いたのは、神からの霊感をいただいた預言者たちです。
その中には、私たちが幸せに生きるための神からの教えと、やがて来られる救い主・イエスキリストについてのことが書かれています。
また、新約聖書は、イエス・キリストが死んでよみがえられた後に、使徒たちによって書かれました。
内容は、神の御子であるイエス・キリストがどのようにしてこの地に来られ、何をされてどのように十字架にかかられたのか。そして、イエス・キリストが死からよみがえられた後にどのようなことが起こったかについての証言とクリスチャンに対する教えが書かれています。


Q4 キリスト教に入ると結婚できないのですか?

A. ご心配なく。クリスチャンになっても普通の人と同じように結婚をすることができます。また、結婚式はぜひ本物の教会で挙げてください。


Q5 アーメンってどういう意味ですか?

A. アーメンとは、旧約聖書が書かれたときのヘブル語のことばで、「そのとおりです。間違いありません。」という意味です。
ですから、お祈りの最後にアーメンというとき、今祈った祈りはそのとおりであり、間違いありませんということを意味します。


Q6 礼拝ってどんなことをするのですか?また、礼拝はどれくらいの時間を要しますか?

A. 私たちの教会の礼拝では、最初に30分ほど讃美歌を歌います。この讃美歌は、伝統的な讃美歌から現代風なゴスペルまでたくさんの曲目があります。伴奏は、オルガン、ピアノ、ギター、ベース、ドラム、パーカッションなどの生バンドで、メインの司会者のほかにサイドヴォーカルもつき、みんなで元気よく歌います。
次に牧師が聖書の教えについて、わかりやすく50分ほどお話をします。
最後に献金をしてお祈りをします。
全部で1時間30分ほどです。


Q7 礼拝に行く際の服装や用意するものはありますか?

A. 特に決まりはありませんが、普段着ているものかちょっとおしゃれをして来てください。聖書は貸し出し用もあります。歌の歌詞はプロジェクターでスクリーンに映します。最後に献金をしますので、決まった金額はありませんが、感謝の気持ちを献金にしてください。


Q8 礼拝は日曜日以外にもありますか?

A. 私たちの教会では、日曜日の礼拝以外に、水曜日の夜7時30分からの祈祷会があります。
その他にも特別な集会が毎月開催されますので、ホームページで予定をご確認ください。


Q9 教会に行くと信者にならなければならないですか?

A. 私たちの教会には、多くの方々が来られます。礼拝だけでなく、楽しくおしゃべりをしたり、仕事の話をしたりと目的はさまざまですが、信者ではない方々も数多く来られていますのでご安心下さい。
あなた自身が礼拝に出られたりお話をする中で興味をお持ちになれば、キリスト教についてのご説明はいくらでもしますし、クリスチャンになられることをお勧めしますが、強要したり、無理やり洗礼を受けさせたりすることはありません。


Q10 神様は万能ならば、なぜ人を苦しめるのですか?

A. 人が苦しみに遭うのは神様のせいでしょうか?
たとえば、あなたに子供さんがいるとします。親ですから、子供が幸せになることを望んで、良いと思う精一杯のことをし、幸せな道を歩むための大人としてのアドバイスをします。
しかし、子供には感情があり、個性もあります。大人よりも情報が不足しているので客観的な判断ができずに自分の思いを優先して、親のアドバイスを無視して失敗することも多いはずです。その結果大変な目に遭ったり、道を誤ったり…。

それは全て親であるあなたの責任でしょうか?あなたがそれを望んでいたのでしょうか?
神様は、あなたよりももっと大きな愛で人間を愛し、幸せに生きてくれることを望んでいます。幸せに生きるための知恵や方法、考え方はすべて聖書に書かれています。
しかし、私たちの側がそれを無視して自分勝手な生き方をして、苦しみや不幸を招いているのではないでしょうか。
神様は、あなたが幸せな人生を送ることを望んでおられることを、教会に来て知っていただければ幸いです。
そのための秘訣は全て聖書の教えの中にあるのです。


Q11 人は死んだらどうなるのでしょうか?

A. 聖書の中には、人間はみな一度死ぬことと死んだあと神の前で裁きを受けることが定まっているとあります。皆さんがよく言う最後の審判というものです。
そして、その裁きで正しいと認められた人々だけが天国に入ることができるのです。
しかし、聖書にはまた、「義人はいない、ひとりもいない」と書かれています。つまり、全く罪のない正しい人はひとりもいないということです。それでは、天国に入る人はひとりもいないことになります。そのために、救い主イエス・キリストがおられるのです。

イエス・キリストは私たちの全ての罪を背負って罪の罰を受けて死んでくださいました。ですから、キリストを信じるものは、その罪を帳消しにされるのです。それで、神は、キリストのゆえにクリスチャンを罪のないものと認め、天国に入れてくださいます。
とても真面目な日本人には、なんとも都合の良い考えのように思われるかもしれませんが、素直に自分自身を見つめるならば、「私には全く罪がない」と言える人はいないはずです。

もし、良い行ないをしてそれを消そうとしても、どれだけ良い行ないをすればあなたの罪が全く帳消しになるのでしょうか?実は、それは無理なのです。あなたの心に浮かぶ悪い思い、行なったちょっとした意地悪も一度現われたものを消すことは、決してできないからです。

ですから、どんなに善人に見えても、自分の罪を完全に消すためには、イエス・キリストを信じて、罪を帳消しにしていただく以外にないのです。
神様は私たちを愛するがゆえに、私たちが滅んで行くのを見過ごすことができず、このとっても不思議な救いの計画を、私たちのために備えてくださったのです。 

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